欧風薬膳カレーとは④
春に旬を迎える食材のひとつと言えばたけのこです。
たけのこは「茹でる・煮る・焼く・揚げる」と調理の仕方も色々で、バターで焼いて塩コショウでシンプルに仕上げたり、サラダにしたりと和食以外にもバリエーションが豊富です。
腸を刺激して便通を促す不溶性食物繊維と腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維があり、便秘改善に役立つ栄養素と、体内塩分の排出を促すカリウムの働きでむくみ解消に役立つ栄養素があります。
欧風薬膳カレーとの相性もとても良いので、このブログの一番最後におすすめの食べ方を載せておきますので、ぜひご覧ください。
失敗だらけで苦労した欧風薬膳カレー
油を使わず小麦粉最小限量という課題にしたことにより、そう簡単に理想のカレーがすぐに作れるという事ではなく、カレーに取り組んだ最初のころはずっと失敗続きで、納得のいく今のカレーの味・風味バランス・食感・色と何もかもに計2年はかかってしまいました。
夢中になるのもほどほどに!
仕込みに使う材料は毎回同じ分量なのに、煮込む火加減や時間、湿度や気温で全く違うものになってしまったり、スパイスも1つ1つ特徴があり「香り・風味・甘み・コク・えぐみ・苦味・渋み・酸味・舌への刺激」など調合の量や調整バランスでガラッと変化してしまうのが大変で失敗はかなり色々様々でした。そしていろいろな手法を試し過ぎて、そのためカレーを余計に深く考えすぎてとうとうスランプも起こしてしまいました。
スランプ当時は作りたいカレーがうまく作れず、スパイスの知識もまだまだ足りなかった私自身、思い悩みだいぶ切羽詰まっていました。「絶対に自分しか作れない理想のカレーを作る」という気持ちを単に過大しており、本来の大切な、カレーが好きという気持ちがどこか遠くに追いやってしまっていたのかもしれません。当時のある時、仕込みの失敗最中に「ちゃんと冷静になろう」と引き返して見つめ直すタイミングが掴めたのが今思うとある意味本当によかったと思っています。
スランプ当時は作りたいカレーがうまく作れず、スパイスの知識もまだまだ足りなかった私自身、思い悩みだいぶ切羽詰まっていました。「絶対に自分しか作れない理想のカレーを作る」という気持ちを単に過大しており、本来の大切な、カレーが好きという気持ちがどこか遠くに追いやってしまっていたのかもしれません。当時のある時、仕込みの失敗最中に「ちゃんと冷静になろう」と引き返して見つめ直すタイミングが掴めたのが今思うとある意味本当によかったと思っています。
好きな気持ちを忘れずに!
単純に、私はカレー好きというごく当たり前の気持ちにしっかり帰ろうと思いました。
「できない=失敗」と結び付けていた浅はかな脳内変換を「できない=知らない=ちゃんと知ろう=発見」とプラスになる楽しさを忘れてはいけないと思いました。
その時分の身の丈に合う考え方に少しずつ変えていき、目の前のできることからしっかりクリアしていき、徐々に冷静さを取り戻していきました。一気に目標や理想に対して駆け上がりたい気持ちも大事なのですが、時に無理のある時と感じた時は、1歩でも2歩でも引いて、冷静に、何ができるかをしっかり判断していく事がすごく大事なんだなあと、つくづく思い知らされました。
私はカレーを通じて私自身の成長にもつながり、カレーの問題を1つ1つ着実にクリアしていけるようになりました。追求と要求の加減が狂うと、持ち直す・立て直すに悪影響がでて思考も良く回転しませんので、今の私は適当加減にしています。今思えば、スランプになりましたがカレーだけではなく自分自身のことも見つめられた貴重な時間だったと思っています。
「できない=失敗」と結び付けていた浅はかな脳内変換を「できない=知らない=ちゃんと知ろう=発見」とプラスになる楽しさを忘れてはいけないと思いました。
その時分の身の丈に合う考え方に少しずつ変えていき、目の前のできることからしっかりクリアしていき、徐々に冷静さを取り戻していきました。一気に目標や理想に対して駆け上がりたい気持ちも大事なのですが、時に無理のある時と感じた時は、1歩でも2歩でも引いて、冷静に、何ができるかをしっかり判断していく事がすごく大事なんだなあと、つくづく思い知らされました。
私はカレーを通じて私自身の成長にもつながり、カレーの問題を1つ1つ着実にクリアしていけるようになりました。追求と要求の加減が狂うと、持ち直す・立て直すに悪影響がでて思考も良く回転しませんので、今の私は適当加減にしています。今思えば、スランプになりましたがカレーだけではなく自分自身のことも見つめられた貴重な時間だったと思っています。
これからも欧風薬膳カレーの可能性にチャレンジしていく
このカレーにチャレンジして本当に良かったと思っております。このカレーは制作者である私自身、大好きなカレーへと仕上がりました。大げさですがこのカレーと出会えて本当に嬉しいです。勿論、好みは様々なので皆様のお口に合えば一番いいなと思います。どうぞみなさまも是非召し上がってみてください。おすすめです!
たけのこカレーのおすすめの食べ方 【冷凍カレーでトッピングにしてご自宅でも楽しめます。】
当店では春ごろになるとたけのこを鹿児島から取り寄せて「たけのこカレー」を出しています。
たけのこをひたひたにかぶる程度に米のとぎ汁(もしくは、水に米を入れたお茶パックでも結構です)で1時間ほどゆでて、そのゆで汁は捨てずに冷めたらたけのことゆで汁を一緒に容器に入れて保存する。
そうすると日持ちします。
①ゆでたたけのこをお好みの厚さにスライスして火で炙って軽く塩をかけて欧風薬膳カレーのトッピングにして出来上がり。
②ゆでたたけのこをほどほどの大きさにカットして、溶いたてんぷら粉で180度の油で約2分程揚げる。軽く塩をかけて欧風薬膳カレーのトッピングにして召し上がる。
ゆでたてのたけのこは、トウモロコシにも似た香りと風味があります。バター醤油や黒コショウとも相性ばっちりです。是非お試しください。
たけのこをひたひたにかぶる程度に米のとぎ汁(もしくは、水に米を入れたお茶パックでも結構です)で1時間ほどゆでて、そのゆで汁は捨てずに冷めたらたけのことゆで汁を一緒に容器に入れて保存する。
そうすると日持ちします。
①ゆでたたけのこをお好みの厚さにスライスして火で炙って軽く塩をかけて欧風薬膳カレーのトッピングにして出来上がり。
②ゆでたたけのこをほどほどの大きさにカットして、溶いたてんぷら粉で180度の油で約2分程揚げる。軽く塩をかけて欧風薬膳カレーのトッピングにして召し上がる。
ゆでたてのたけのこは、トウモロコシにも似た香りと風味があります。バター醤油や黒コショウとも相性ばっちりです。是非お試しください。