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欧風薬膳カレー・冷凍カレーに使用するスパイス その⑬「アジョワン」

欧風薬膳カレー・冷凍カレーに使用するスパイス その⑬「アジョワン」

日本ではかなりマイナーなスパイスであるアジョワンは、かつて一度も世界的に知られることが無かったというほど、歴史上の記述では、アジョワンのことを指しているのか実証できないことが多いという、とても謎に秘められたアジョワンです。ですが本場インドでは、どの家庭にもある、メジャーなスパイスであったりします。北西インドでの生産は盛んだそうです。では、当店でも使用している、このアジョワンについて少しまとめてみましたので、どうぞ。

アジョワンとは

アジョワンはセリ科の一年草で、北アフリカ、南インド、北アジア、エジプト等が主な原産地で、スパイスとして使われているのは乾燥させた種子の部分です。品種改良されたものがあり、元々のサイズの小型のものと大型があります。スパイスや薬用として大型の品種改良された種子を主に使用しています。
白い花をつけ、開花するとパセリに似てます。実が熟したら、摘んでいくのではなく、ある程度を刈り取り逆さにつるし、乾燥させて種をふるい取り分けます。ヨーロッパなどではほとんど使われおりませんが、本場インドでは非常に良く利用されおり、料理法によって種子をさまざまま大きさに砕いて使い分けられます。
砕いた種子には同じセリ科のタイムやフェンネルに似た香りがあります。インド全般の料理、特にカレーには欠かせない万能のスパイスです。
アジョワンの精油はフェノール類含有量が高く、刺激性・毒性が高いと考えられ、アロマテラピーでは用いられることがほとんどありません。また殺菌・抗ウィルス作用の高さ等から感染症予防などには高い効果を持つとも考えられています。

アジョワンの味・風味

アジョワンは、分類としてセリ科のキャラウェイやクミンに近い植物なのですが、味はタイムやオレガノにやや近いといいます。タイム同様にチモールという成分を含有しております。

しかし、好みがあり、きな臭くセリの香りとハッカの香りを併せ持つ、独特な香りと風味です。
単体で食すにはあまり向いていないと思います。お好きな方はもちろんいらっしゃると思いますが、癖が強いので、多くの方は、他のスパイスと併用して使用しているようです。

アジョワンの効果・効能

アジョワンに含まれるチモールという成分には強力な殺菌・防腐作用があり、食用以外でもアジョワン水として消毒薬として使用されているようです。そのためインドでは家庭の常備薬となっているそうです。
特に胃腸薬として家庭でよく使用されているようでお腹の張りや、胃もたれ等をした場合には、整腸作用のあることから、一晩アジョワンを漬けた水を飲んだり、水の中でスパイスを潰して飲み込む等含飲すると良くなると言われています。また消化不良や二日酔いに効果があるそうです。

もう一つの用途は、歯磨きや口をゆすぐ際の口中清涼剤としての利用があります。
アジョワンからは殺菌効果が高い精油が採れることで知られています。そのため口をゆすいだり、歯磨きにも使われてたりしているようです。

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