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欧風薬膳カレー・冷凍カレーに使用するスパイス その⑯ 「シナモン」

欧風薬膳カレー・冷凍カレーに使用するスパイス その⑯  「シナモン」

当店の欧風薬膳カレーに欠かせないスパイスです。甘く独特な香りと味のするシナモンは癒しのスパイスともいわれるほどで、お菓子やお茶に入れて飲むほどです。シナモンは沢山の国で、たくさんの人に愛されているスパイスでもあります。またシナモンの歴史は古く紀元前からあったスパイスのようです。昔の古代エジプトでは保存に優れたスパイスとして重宝されていたため、ミイラを作る時に利用されていたり、古代ローマの皇帝やその親族の葬儀にはシナモンを町中で焚いて服したそうです。色々な場面で使われてきた、人にはとてもなじみ深いシナモンを紹介したいと思います。

シナモンとは

シナモンはクスノキ科の植物で、白い花をつけます。葉は大きく3本の葉脈が走っており、クスノキ科同様のカシアと似ています。
アントニオ・ピガフェッタの記録に、香料諸島で見つけることのできた最良のシナモンは樹高が高い、とあるように、シナモンは約10メートルほどの高さにまで成長します。
スパイスとなる部位は樹皮でスリランカ島が主な原産地です。
シナモンは歴史の古いスパイスの一つで、セイロン島は古くからシナモンを輸出し、古代中国からエジプトへと伝わり、のちにミイラの保存に使用されたそうです。シナモンはその独特な甘い香りからまた、香水に使われたりワインに入れられたそうです。
ローマの皇帝ネロは、妻の葬儀のときにローマで使用される1年分のシナモンを炊いたといわれておりますが、このようなエピソードがあるように、スパイスがどれほど大切にされてきたかが分かります。
また、中国のミックススパイス【五香粉】の材料としても有名です。

風味と期待される効果・効能

甘く木のような香りで、爽やかな風味があります。
シナモンの皮油にはオイゲノールが含まれており、この成分がカシアにはない繊細でマイルドな香りを作り出しています。(カシアにはオイゲノールは含まれておりません)

シナモンには鎮痛作用や発汗作用、痰きりに効果があるといわれております。
風邪をひいたときには蜂蜜とシナモンパウダーを溶かした飲み物や、蜂蜜生姜湯をシナモンスティックでかき回した飲み物もおすすめです。
また、シナモンには多くのフラボノイドが含まれ、強力な抗酸化効果があると言われています。
アンチエイジング・生活習慣病の予防効果が期待されます。強壮剤、循環器の流れを整えたりします。コレステロール改善効果や血圧を下げる効果も認められ、心疾患予防効果も期待されます。
その他、シナモンには血行改善効果もあり毛細血管を作る働きをする物質を活性化する成分が含まれているそうです。

シナモンの利用方法

パンや菓子類、紅茶、コーヒーなどと相性が良いです。もちろんカレーにも。
シナモンスティックで紅茶やコーヒーをかき回してシナモンの風味を楽しむほかに、シナモンパウダーと砂糖をブレンドした「シナモン・シュガー」というスパイスもあるため、飲み物に使用する際に便利です。

チキンカレーを煮込む際、折ったシナモンスティックを加えることで香りが豊かになります。
モロッコではラム料理にも用いるように、シナモンは肉の味を引き立ててくれます。
また、芳香が良い為にリキュールにも広く使用されます。

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