欧風薬膳カレー・冷凍カレーに使用するスパイス その⑲ 「ローリエ」
欧風薬膳カレーを作るうえでローリエも欠かせないハーブです。ローリエはフランス料理やイタリア料理など様々な料理に使われます。ロールキャベツやポトフ、トマト料理など洋風の煮込み料理に使用されることが多いですが、どのようなスパイス・ハーブなのでしょう?まずは、ローリエとはどのようなものか、ご説明します。
ローリエとは
ローリエ(英語)は漢字で月桂樹と書き、その他にもローレル(フランス語)と呼ばれます。
ハーブとして料理や香料に使用される部分は、ローリエの葉の部分です。
生のローリエは油分が強く、煮込み料理などに使用すると灰汁と苦みが強く出てしまうので、スパイスとして使用する際は乾燥させたものがオススメです。
古代ギリシアでは、ローリエで作られた冠は知恵と栄光の象徴として用いられました。オリンピックの勝者へ与えられる事になった由来にもなります。
ハーブとして料理や香料に使用される部分は、ローリエの葉の部分です。
生のローリエは油分が強く、煮込み料理などに使用すると灰汁と苦みが強く出てしまうので、スパイスとして使用する際は乾燥させたものがオススメです。
古代ギリシアでは、ローリエで作られた冠は知恵と栄光の象徴として用いられました。オリンピックの勝者へ与えられる事になった由来にもなります。
期待される効能・効果
①消化の促進効果
前述した香り成分のシネオールには胃腸の不調を改善し、腎臓や肝臓の働きを活発にし食欲を増進させる効果があります。また血の巡りを良くする効果もあり、冷え性や肌トラブルの改善、抜け毛予防も期待できます。ローリエを使った煮込み料理は、肉のたんぱく質、野菜のビタミンやミネラルと栄養満点な1皿なので、相乗効果で健康増進に繋がると言えるでしょう。
②関節などの痛みを抑える
ローリエに含まれるビネン、サピネンには炎症や痛みを抑える効能があり、リウマチや関節痛の緩和に繋がります。また、前述したように血行促進効果もあるので、ローリエを細かく刻んで袋に入れ湯船に浮かべゆったりと入浴すると鎮痛効果も高まり、疲労回復にもおすすめです。
③防虫効果
ローリエは虫除けとしても効果を発揮し、その用途は多岐にわたります。キッチンでは米びつの中に数枚入れておけば、夏場にコクゾウムシが発生するのを阻止でき、鷹の爪やニンニクと一緒に入れておけばより強い効果が期待できるでしょう。
また、クローゼットでは衣類と衣類の間にローリエを挟み込めば虫を寄せ付けず、下駄箱ではポプリにして置いておけば消臭剤にもなります。ローリエは食用として使われるので安心、安全な防虫剤として重宝します。
記事引用:ちそう ローリエの効果・効能は?入れる意味あるの?成分や使い方のおすすめを紹介!
前述した香り成分のシネオールには胃腸の不調を改善し、腎臓や肝臓の働きを活発にし食欲を増進させる効果があります。また血の巡りを良くする効果もあり、冷え性や肌トラブルの改善、抜け毛予防も期待できます。ローリエを使った煮込み料理は、肉のたんぱく質、野菜のビタミンやミネラルと栄養満点な1皿なので、相乗効果で健康増進に繋がると言えるでしょう。
②関節などの痛みを抑える
ローリエに含まれるビネン、サピネンには炎症や痛みを抑える効能があり、リウマチや関節痛の緩和に繋がります。また、前述したように血行促進効果もあるので、ローリエを細かく刻んで袋に入れ湯船に浮かべゆったりと入浴すると鎮痛効果も高まり、疲労回復にもおすすめです。
③防虫効果
ローリエは虫除けとしても効果を発揮し、その用途は多岐にわたります。キッチンでは米びつの中に数枚入れておけば、夏場にコクゾウムシが発生するのを阻止でき、鷹の爪やニンニクと一緒に入れておけばより強い効果が期待できるでしょう。
また、クローゼットでは衣類と衣類の間にローリエを挟み込めば虫を寄せ付けず、下駄箱ではポプリにして置いておけば消臭剤にもなります。ローリエは食用として使われるので安心、安全な防虫剤として重宝します。
記事引用:ちそう ローリエの効果・効能は?入れる意味あるの?成分や使い方のおすすめを紹介!
ローリエのおすすめの使い方
①煮込み料理に入れる
煮込み料理のスパイスとしてローリエを使用する方法は定番ですが注意点に気を付け、一工夫することで更に深い味わいを得ることができます。生葉はえぐみや苦みが多いので、乾燥させたローリエを使い、折り曲げたり切り込みを入れ傷をつけるとより香りが際立ちます。また、ローリエを入れたまま長く煮込むと苦みが出てしまうので、1時間程度で取り出しましょう。
②魚料理に使う
ローリエには香り付けの他に消臭効果もあるので、料理のスパイスとしてだけでなく肉や魚の臭み消しとしても役立ちます。魚をソテーする前に、粉末状にしたローリエを魚にまぶすと臭みが消えますが、粉末状にすると香りが強くなりすぎる場合もあるので分量に注意して上手に活用しましょう。
③マリネにするときに一緒に漬ける
ローリエはマリネやピクルスにも活用でき、野菜と共に漬け込みローリエの香りをマリネ液に移します。ローリエの爽やかな風味と、お酢の酸味によるさっぱりとした味わいは食欲が低下ぎみの時にも食べやすくおすすめです。
④お茶にする
料理としてだけでなく、ローリエはお茶としても愉しめます。ローリエに傷をつけ、耐熱容器にローリエの葉を入れ、白湯200mlを注ぎ蓋をして約10分蒸らせば清涼感溢れるお茶が出来上がります。ローリエには自律神経を整える効能もあるので、気持ちが不安定な時はローリエのお茶で一息ついてリラックスしましょう。
⑤ハーブオイルにして使う
ローリエをハーブオイルとして保存するのもおすすめです。作り方は以下のようになります。
1、ローズマリー1~2枚、ローリエ1枚、赤唐辛子1個を用意する。
2、ローズマリーはよく洗って乾燥させ、赤唐辛子は種を取っておく。
3、保存容器にローズマリー、ローリエ、赤唐辛子を入れ、全体が浸かるまでオリーブオイルを注ぐ。
4、香りがオイルに移るまで、1週間ほど室温で保存する。
ハーブオイルは常備しておくと、パンに塗ったり、パスタやサラダにも使用できとても便利です。オリーブオイルからローリエやローズマリーが飛び出してしまうとカビの原因となるで、必ず全体が浸かっている状態で保存しましょう。香りが移った後は、ハーブ類を取り出しておくと良いでしょう。
記事引用:ちそう ローリエの効果・効能は?入れる意味あるの?成分や使い方のおすすめを紹介!
煮込み料理のスパイスとしてローリエを使用する方法は定番ですが注意点に気を付け、一工夫することで更に深い味わいを得ることができます。生葉はえぐみや苦みが多いので、乾燥させたローリエを使い、折り曲げたり切り込みを入れ傷をつけるとより香りが際立ちます。また、ローリエを入れたまま長く煮込むと苦みが出てしまうので、1時間程度で取り出しましょう。
②魚料理に使う
ローリエには香り付けの他に消臭効果もあるので、料理のスパイスとしてだけでなく肉や魚の臭み消しとしても役立ちます。魚をソテーする前に、粉末状にしたローリエを魚にまぶすと臭みが消えますが、粉末状にすると香りが強くなりすぎる場合もあるので分量に注意して上手に活用しましょう。
③マリネにするときに一緒に漬ける
ローリエはマリネやピクルスにも活用でき、野菜と共に漬け込みローリエの香りをマリネ液に移します。ローリエの爽やかな風味と、お酢の酸味によるさっぱりとした味わいは食欲が低下ぎみの時にも食べやすくおすすめです。
④お茶にする
料理としてだけでなく、ローリエはお茶としても愉しめます。ローリエに傷をつけ、耐熱容器にローリエの葉を入れ、白湯200mlを注ぎ蓋をして約10分蒸らせば清涼感溢れるお茶が出来上がります。ローリエには自律神経を整える効能もあるので、気持ちが不安定な時はローリエのお茶で一息ついてリラックスしましょう。
⑤ハーブオイルにして使う
ローリエをハーブオイルとして保存するのもおすすめです。作り方は以下のようになります。
1、ローズマリー1~2枚、ローリエ1枚、赤唐辛子1個を用意する。
2、ローズマリーはよく洗って乾燥させ、赤唐辛子は種を取っておく。
3、保存容器にローズマリー、ローリエ、赤唐辛子を入れ、全体が浸かるまでオリーブオイルを注ぐ。
4、香りがオイルに移るまで、1週間ほど室温で保存する。
ハーブオイルは常備しておくと、パンに塗ったり、パスタやサラダにも使用できとても便利です。オリーブオイルからローリエやローズマリーが飛び出してしまうとカビの原因となるで、必ず全体が浸かっている状態で保存しましょう。香りが移った後は、ハーブ類を取り出しておくと良いでしょう。
記事引用:ちそう ローリエの効果・効能は?入れる意味あるの?成分や使い方のおすすめを紹介!